更新日2017/02/08 この記事は約 2 分で読めます。

地盤のリスクを回避する方法

2015年。
横浜でマンションが傾いたというニュースが話題になっていたのはまだまだ記憶に新しい。どうやら建築前の地盤調査結果が偽装されていたようだ。

そこで、マンションほど大規模でない戸建の場合、地盤についてはどう考えればよいのだろうか。

戸建建築前の地盤調査はSS調査

マンションの地盤調査はボーリング調査という方法で行われる。
一方、戸建ではSS調査(スウェーデン式サウンディング調査)と言われる方法が一般的だ。

SS調査とは、スクリュー状の先端を持つ鉄の棒を地盤に貫入し、重りを載せて回転させたり打撃したりする。その回転数や打撃数を50センチごとに負荷を記録する方法だ。

SS調査は調査員一人で行うのが一般的で、ボーリング調査と比べて非常に簡易な調査方法だといえる。

SS調査結果のシート

事前調査で完全にリスクをヘッジするには限界がある

一世一代の注文住宅。
万が一不同沈下を起こして家が傾いては大変だ。
万全の対策を練っておきたいところだ。
 
しかし、SS調査は簡易である方法であり、調査の精度に限界がある。

調査内容を踏まえて近隣の不同沈下状況、塀や道路の亀裂、周辺の環境や地形から総合的に判断して改良の内容を判断するため、判断には人的要素が入ってくる。
人的要素が入ると、個人差がどうしても発生してしまうため地盤調査の調査制度には限界があると言わざるを得ない。

また、SS調査は鉛直方向への地耐力の調査であり、横揺れのを含む地震や、土質に依る液状化リスクへの耐力は調査できない。(液状化調査は様々な方法が検討されているが一般化されていない)

SS調査では地震への耐力は測れない

地震保険。地盤保証。土質調査で対策

頑丈な住宅を作ることはできる。
頑丈な地盤を創造することは容易ではない。個人では地盤改良や杭を打つくらいしかできない。
そこで下記の対策をオススメして結びとしたい

  • 不同沈下(傾き)対策には地盤保証加盟店で住宅を建築すること。
  • 不同沈下は建築会社の瑕疵担保責任範囲であるため原則責任を訴求できる。地盤保証会社に加盟していればお金で解決できる。実際に傾いたらお金で解決するしか無いだろう。

  • 地震にはガッチリ保険。頑強な建物
  • 地震保険にはきっちり加入すること。あとは頑強な住宅そのものが必要だ。
    3.11のときにはツーバイ工法の住宅が頑強だったそうだ。

  • 液状化対策については、まずは土質
  • 液状化は砂質が多い地域では起こりうる。
    注文住宅であれば地盤調査の段階で土質をサンプリングするようリクエストしよう。
    リスクのある場合は、液状化保険なるものが一部では販売されているようだ。リスクのある地域に住む場合は調べてみてほしい。

    AUTHER/GOLF3333

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